私はかつて、会社員として研究開発の仕事に就いていました。
同期より成果を出したい、認められたい、出世したい――そんな想いから、人一倍努力していました。
けれど、頑張れば頑張るほど評価を求めてしまい、
思うように報われなかったときには、苦しさや虚しささえ感じていました。
そんな中、私が尊敬していた上司は、私の何倍も努力をしているように見えたのに、いつも穏やかで、楽しそうでした。
思い切って「なぜそんなに頑張れるんですか?」と尋ねると、
「頑張ってないよ。楽しんでるだけ。」
その言葉にハッとしました。
人より抜きん出るためには、努力ではなく「楽しむ力」こそが必要なのだと。
そして本当に夢中になれるものに、人生をかけてみたいと強く思いました。
時計が好きで、趣味で集めていた私は、気づけばベルトにもこだわるようになっていました。
様々な素材やデザインを試し、いつしか「自分で作ってみたい」と思うように。
モノづくりが好きだった自分にとって、それはごく自然な流れでした。
こうして私は、研究職のキャリアに終止符を打ち、職人として“ゼロから”の挑戦を始めました。
「ORIGINE(オリジン)」とは、そんな私の原点であり、挑戦の証。
会社を辞めるとき、尊敬する上司は最後にこう言ってくれました。
「頑張らなくていいから、これからの人生を楽しんで。」
その言葉を今でも胸に刻み、「もっとこうしたい」「こんなデザインはどうだろう」と、追求しながら技術を磨き続けています。
そして、これからも皆様に素敵な時計ライフを楽しんでもらえるよう、誰にも真似できない、唯一無二の時計ストラップを作り続けていきます。